今回は、FXトレードの「スタイル」についてお話したいと思います。
トレードスタイルとは、自分のトレードのコンパスのような役割を果たします。
トレード手法よりもさらに大きな概念で、自分がどこを向いているのか?どこに向かうのかを明確にしたものです。
これが定まっていないと、自分のやっていることがよくわからずに無闇にエントリーを繰り返したり、ぶっ飛んだロットを張ったりと規律が生まれません。
トレードの規律の根底にあるモノが、トレードスタイルの明確化だと私は考えています。
まだ自分のトレードスタイルが定まっていない方は、この記事をよく読むことで新たな気付きがあると思います。
3分ほどで読めますので、少しばかりお付き合いください。
最も効率的に資金を増やす最高峰のFXトレードスタイルとは…
一言で言うならば、逆張りトレンドフォローというトレードスタイルです。
長期足に対しては順張りで、短期足で逆張りでエントリーをするスタイルが最もリスクリワード比がよく、高い勝率を誇ります。
週足、日足、4時間足でトレンドを確認して、1時間足以下の時間足で長期足とは反対の方向に大きく動いた時にエントリーを仕掛けていくというのが私が毎日行っているトレード戦略です。
長期足のヒゲになるであろう箇所をただひたすら狙っていくトレードスタイルです。
このトレードスタイルを基準として、フィボナッチ・リトレースメントやレジサポライン、ローソク足の挙動などを参考にしたトレード戦略をエントリーの判断基準にしています。
全ては逆張りトレンドフォローという自分のスタイルから逆算されています。
このトレードスタイルを軸として、その視点から常に相場を分析して、ただひたすらそれのみに没頭しています。
これは私が試行錯誤の末たどり着いたトレードスタイルなので、万人に受け入れられるものではありません。
大事なのは、FX相場において「自分が本当に信頼できて実感していること」というのを明確にして、その考えをもとにトレードスタイルを確立させていくべきです。
私はFXを始めたばかりの頃は、重要水準をブレイクアウト後にその値動きについていくという順張り戦略でとてつもない損失を出しました。
このトラウマから、「バカ正直に大きな時間足のトレンドに従っているだけでは勝てない」ということを身にしみて実感しました。
そして、自分には順張りトレードは合っていないということもわかりました。
自分の心理的に、新高値をつけた時に買うよりも新安値をつけた時に買う時の方が圧倒的に安心して買えるということもわかりました。
これらの経験をもとに、自分のトレードを常に改善し続けて今に至ります。
自分のトレードスタイルというのは確立するのはそう簡単ではありません。
確立するまでの過程で恐ろしいほどの損失を出したりすることもあるでしょう。
しかし、それらの経験には全て意味があるのです。
その意味を自分なりに分析して次のトレードの活かしていこうというマインドセットが非常に大切です。
あなたは自分のトレードスタイルを明確にできていますか?
あなたの相場に対しての立ち位置、武器、防御策など、全ての決断の背景にある、あなたの奥深くにあるモノを探してみてください。
きっと素晴らしい気付きがあるはずです。