こんばんは、JACKです。
突然ですが、あなたはFXトレードで、日々自分の成長を実感出来ていますか?
昨日の自分よりも、明らかに今日の自分の方が成長していると自信を持って言えますか?
もし、自身を持って言えないのなら、この記事はあなたにブレイクスルーを起こすかもしれません。
なぜなら、努力する度にどんどん下手になる、天性のポンコツトレーダーだった私が、今ではFXトレードで食べていけるまでに成長できた、ありのままのプロセスを公開するからです。
このプロセスを実践するのに必要なことは2つだけです。
1つはやり抜く意志力。
もう1つは捨てる勇気です。
この2つさえあれば、確実にあなたはトレーダーとして1段上のステージにいけます。
なので、ぜひ最後までこの記事に目を通してください。
前置きはこの辺にして、早速解説に移りたいと思います。
上達のプロセスその1 1つのことを選び、残りを全て捨てる
もしあなたが、まだあまりFXトレードでトレードの技術が身についていないのに、1つ以上の通貨ペアを監視しているなら、悪いことは言いません。1つに絞ってください。
もしあなたが、1つのトレード手法すら「極めた」と断言出来ないのなら、悪いことは言いません。1つのトレード手法に絞ってください。
この段階の目的は、どんな小さなことでもいいので、FXトレードで「自分」という存在が通用するということを身をもって実感することです。
10冊の本を読むよりも、小さな成功体験を伴った経験の方が、圧倒的に頭と身体は覚えます。
そして、小さな成功体験を積み重ねていく上でとても大事なことが、1つのことに全身全霊を捧げるということです。
人間の脳みそは同時に複数の情報を的確に処理して、最適な判断を導けるほど賢くありません。
1つのことですら、的確に処理をして最適な判断を導くことは難しいのです。
なので、まずやるべきことは、目的を小さな成功体験を積み重ねることにフォーカスして、自分が最も得意な通貨ペアと自分が最も得意な戦略に全力を捧げてください。
1つのことに集中することで、今まで見えてなかった色々なものが見えてきます。
脳のリソースが1つのことに集中するので、多角的に色々な見方ができるようになってくるのです。
現実では「1つのこと」でも、頭の中では数十通りもの認識ができて、たくさんの新たな気付きがあるはずです。
自分の頭で考えて出てきた認識や課題は、この世界であなたにしか出せないものです。
世界で唯一の課題や気付きが出来たら、こまめにメモを取って、問題解決に取り組みましょう。
そして、ぶれてはいけないのは、この段階での一番の目的は小さな成功体験を積み重ねていくことです。
この段階でお金を稼ぐことにフォーカスしてはいけません。
お金というのは、トレードの世界ではあくまでも結果であり、我々にはどうすることも出来ません。
しかし、お金という結果を生むまでの過程は、我々は自分で選ぶことが出来ます。
この段階では、「人事を尽くして天命を待つ」ということわざを座右の銘にしてください。
上達のプロセスその2 広げる
1つのことに集中して成功体験を積み重ねてきて、ある程度技術が身についたと確信できたら、次は少しづつ自分の活動範囲を広げる段階があります。
今までの自分の殻から脱出して、他の世界でも自分の技術が通用するのかを探索するのです。
もちろん、いきなりドバっと広げるわけではなく、あくまでの自分がやっていた1つのことに関連するモノを徐々に付け足していきます。
例えば、ポンド円のトレードをずっとやっていた人ならば、他のポンド関連銘柄を攻めたり、必ず自分がやっていたことを基準として徐々に広げていってください。
ポンド円にフォーカスしていた人が、いきなりニュージーフランや、ドルポーランドズロチなどの全く関係のない物に手を広げてはいけません。
今まで自分が打ち込んできたバックボーンに関係のある通貨ペアをチョイスしてください。
そして、トレード戦略もこの段階からバリエーションを増やしていきます。
1つの戦略をひたすら使っていた時に学んだモノは、もはや戦略という表面のモノではなく、もっと深くにある相場の根本にある真理に到達しているはずです。
表面しか理解していない戦略を大量に使う輩とは比にならないくらい、FX相場そのものに精通しているはずです。
この土台は、あなたの努力でしか手に入れることができない、あなただけの土台であり、この土台がしっかりしていれば、基本的にはどんなトレード戦略を使おうとそれなりに成績は残せるはずです。
どんな戦略を使おうと結果が出るのであれば、何を基準に戦略を選んでいくのかというと、全ては自分との相性で決めていきます。
「この戦略は自分のスタイルに合っているのか?」
「この戦略を使っていて精神的な苦痛はないか?」
「この戦略を心の底から信頼できるか?」
「この戦略を追求し続けるほどワクワク出来るか?」
など、あくまでも主体を自分に置いた質問を投げかけてみてください。
あなたと調和する戦略を見つけることが出来たら、あとはひたすら探求するのみです。
この段階の一番の目的は、「自分流」を探ることです。
FXトレードで関わる全てのことを、自分のスタイルと照らし合わせて、合っているものは採用して、合っていないものは容赦なく捨てていきます。
そして、極限までストレスがない環境を作り、自分が本当に心の底から信じられるもののみを選んだ時、「自分流」の花は開花します。
この自分流が開花した時、トレーダーは言葉では説明の出来ない領域に達します。
上達のプロセスその3 中立に・軽やかに・受け入れる
この段階は、開花した自分流を育てる段階です。
自分流のトレードスタイルが確立出来たからと言って、安心できないのも相場です。
この段階に終りとなる目安はなく、トレーダーが破産するか自分の意志でトレードをやめるまで続きます。
自分流を確立したトレーダーが破産する原因で最も多いのが、何かに固執することです。
「自分の理論が間違ってるはずがない」
「自分の直感が大暴落を察知している」
などの、自分の能力を過信して、何かに固執してしまうのは、自分流のスタイルを確立した人によくあるパターンです。
バックボーンにある自分自身の手で積み上げた数々の成功体験の記憶が、こういう判断を導くのでしょう。
この現象は我々が人間である以上、避けることは出来ないものなのかもしれません。
なぜなら、最新の脳科学の研究で、人間の「経験」による判断は、「記憶」による判断の奴隷であるということが証明されているからです。
我々が自分の「経験」による判断だと思って下した判断は全て、無意識で過去の記憶と照らし合わせた結果で下した判断なのです。
数々の成功体験を自分自身の手で作り上げてきた人が、何の訓練もなく自分の記憶に反するような決断をすることはほぼ不可能です。
トレーダーに出来るのは、自分の頭を常に軽やかに保ち、快く変化を受け入れ、常に客観的な立場から中立に物事を分析することです。
自分の心の中に第三者委員会を設置して、常にそいつらに自分を見張らせておく思考訓練を積むといいでしょう。
物事を中立に見極めるには、自分の意見とは正反対の意見を探すことが最も効率がよく簡単です。
自分の意見と、正反対の意見の2つを分析し、その2つの意見のどちらにも通ずる新しい意見に発展させるという弁証法的思考法が、トレーダーの進化を促進します。
一生トレーダーとして食べていきたいのなら,この思考法は普段から練習しておくといいかもしれません。
まとめ
私がどこにでもいるポンコツトレーダーからFXで飯を食えるまでに成長できた背景には、とにかく小さくても良いから成功体験を積みかさねるということから全てを始めたことです。
それまでの私は、技術も知性も資金もなにもないのに、FXを一発逆転のギャンブルとしか見れず、常に大金を稼ぐことで頭がいっぱいでした。
お金に操られている駒でしかない私を目覚めさせてくれたのは、「小さな成功」という至高の体験でした。
それ以来、私はどんなに小さくても、成功体験という幸せな一瞬を求め続けて日々精進してきました。
お金のことしか頭にないトレーダーは、トレードそのものを愛しているトレーダーや、日々全身全霊を捧げて私の資金を奪い取りに来るトレーダーには絶対に勝てないのです。
この事実に気づいた時、私はお金ではなく、トレードそのものを愛するようになりました。
そして、愛するものがくれたささやかな成功に心の底から喜べるようになりました。
この考えが体現された時に、私のトレード技術は言葉では説明できないほどの卓越したモノになっていました。
あなたにもきっとトレードの世界で発揮できる卓越した何かがあるはずです。
それはあなた以外の誰にも見つけることは出来ません。
この記事で、あなたの卓越性を見つけるための大まかな流れは説明しました。
もし、この説明が難しいと思うがFXで安定したトレードをしたいという方は、僕の限定ブログで裁量トレードとは別の自動売買について解説しています。
僕は、あなたの卓越性を見つけることは出来ませんが、可能性を見つけるお手伝いはすることは出来ます。
あなたの可能性を見つけるお手伝いをすることが出来るのを楽しみにしています。
では、今回はこの辺で!!