プライスアクショントレードとは､ローソク足の挙動や形などから相場の心理を読み取る手法です｡
プロのプライスアクショントレーダーにまでなると､ローソク足の細かい挙動やパターンをじっくりと観察するだけで相場の天底を拾えるようになってきます｡
私がFXトレーダーとして会社をやめて独立できたキッカケの1つは､
『ローソク足のケツの穴のシワまで丁寧に分析すること』を心がけたことです｡
もしも､あなたが何やってもFXでは勝てないと嘆いているのなら､チャートからインディケーターをすべて消して､
今から私がお話することを一字一句頭にぶち込み､数分間瞑想してから改めてチャートを眺めてください｡
そこには全く別の世界が広がっていることを私が約束いたします｡
巷で語られているプライスアクショントレードの実態
プライスアクションは､あなたがこれからもずっとFXで利益を上げ続けたいと思っているのなら､
間違いなく学ばなければならない重要なスキルです｡
ですが､巷で語られているプライスアクショントレードとは､単なるローソク足の形状を語っているだけのものが大半であり､ローソク足が語りかけてくる相場心理については一切書かれていません｡
プライスアクショントレードとは､ローソク足の形やパターンでトレードする手法ではありません｡
これがFX初心者の方が最も陥ってしまう罠です｡
ローソク足のパターンは今や数え切れないほどありますが､それらのパターンを全て暗記したところで､なんの価値もないです｡むしろどんどん負け組に近づいていきます｡
プライスアクショントレードの本質は､どのような形跡を残して現在までの相場を形成しているのかを分析して､重要な節目においてどのような反応を見せるのか?
この反応を解読することが何よりも重要なのです｡
反応を性格に解読することができるようになるには､それなりの経験が必要ですが､この技術が身についてしまえば､あなたは一生お金に困ることはないでしょう｡
この技術をあなたの子孫に一子相伝で継承していっても面白いかもしれません｡
ではそのローソク足の反応とはなんなのか?
次の章で解説していきたいと思います｡
ローソク足から見る相場心理の法則
ローソク足からわかることで最も重要なことは､価格・時間・値幅の3つです｡
価格とは､高値安値始値終値の四本値のことで､これは皆さんもよく見ているでしょう｡
上ヒゲや下ヒゲを確認したり､前の足の終値と比較したりしているのは､単純に価格を分析しているのです｡
ローソク足には､縦軸の価格とは別に横軸の時間という概念があります｡
ほとんどのトレーダーがこの時間を分析しようとしないのです｡
時間とは､前の節目から現在までにどれくらいの時間が経過しているのか?ということです｡
基本的に､ゆっくりとジワジワ続く値動きはき､一気に急騰急落してきたトレンドは長くは続かないと思ってください｡
時間をしっかりと把握できれば､現在のトレンドは長続きするのか､それとも反転する可能性が高いのかがわかってきます｡
そして､値幅の分析がわかれば､その時の相場の状況と照らし合わせて､相場のエネルギーの推移がわかってくるようになるのです｡
現在の買い方のエネルギーの推移と残りの残高､現在の売り方のエネルギーの推移と残りの残高がわかれば､次に大きく動くときにビビらずに確信を持ったエントリーができるようになります｡
ローソク足から読み取れるこの3つをもとに､今現在の相場心理を読み解いていくのです｡
これらの理論を用いた実践的なプライスアクショントレードの方法論については、下記の記事で解説しています。
これら３つの記事では、非常に重要なことを解説していますので、最低でも３回は読み返してください。
あなたのトレードが少なからず成長することを約束いたします。