FX初心者が失敗する全ての理由の根本にある原因について
どうも、JACKです。
私はFXと出会ってから今年で9年目となり、途中で何回か死にかけましたが、現在はFXトレードで毎月200~600万円ほどの収益を上げることができています。
これまでの私のトレード人生を振り返ってみると、実にたくさんの「破産する機会」がありました。しかし、私はそれらの破産する機会を、ことごとく回避し、生き残ることに成功しています。
今回は、私のトレード人生を振り返ってみて、私を救ってくれた根本の考え方をお話したいと思います。
この考え方は、多くのFX初心者は知ってはいても、ほとんど実践している初心者はいません。
それゆえに、FX相場でサンドバックにされてしまっているのです。
FXトレードは、勉強すればするほど、盲目になり、「自分の頭で考える」という最も大事なことを私たちから奪ってしまいます。
自分よりも、圧倒的にスゴいトレーダー達が書き記した書物を、多くの人は、自分の頭で考えるまでもなく全てを受け入れてしまいます。
私の主張はこうです。
「もっと、自己中になろう」
99%のFX初心者トレーダーが失敗する根本の原因は、全てのコトを吸収しようとする傲慢さです。
FX初心者ほど、大量のインジケーターをチャートに挿入するもの、「全てを組み合わせたらより素晴らしいものになるだろう」という傲慢な考えが根底にあります。
今回は、無限のチャンス・選択肢があるFX相場の世界で、「自己中に生きる」とはどのようなことなのか?自己中に生きることで得られる素晴らしい未来についてお話していきます。
騙されるな!!FXの世界に「常識」などない。

我々が普段生きている社会とは違って、FX相場の世界には、一切の「常識」はありません。
常識ははおろか、法律やモラルなども一切なく、まさにカオスな世界です。
そんなカオスな世界で、我々に無意識レベルで染み込んでいる社会的な思想が、何の役に立つのでしょうか?
答えは、クソの役にも立ちません。
役に立たないどころか、害悪でしかありません。
FX相場の世界で一般的とされている、ブレイクアウト手法、ダウ理論、エリオット波動などの数々は、「常識」を信じて疑わない盲目的な連中が受け入れる物たちです。
本に書いてあることをそのまま真似て勝てるほど、FXの世界は甘くありません。
医学書を数冊読んで、自宅のガレージで外科医として起業できるなどとは、誰も考えませんが、FX相場の世界では、なぜかこれと同じようなことをやろうとする人が跡を絶ちません。
そして、FX相場の世界では、そういう連中の資金は、ごく一部の賢明なトレーダーによって牛耳られています。
ほんの一握りの賢明なトレーダーは、なぜ賢明なトレーダーになれたのでしょうか?
それは、相場の大多数の盲目的な連中とは真逆のことをしたからではないでしょうか?
「常識」とされているものをそのまま受け入れるのではなく、しっかりと自分の頭で考えて再定義して、自分に合っていて信頼できるものを選び、技術を身につけるために長い時間と資金を捧げる覚悟を決めた方ではないでしょうか。
FX相場の世界で、一般大衆のトレーダーと同じ道を歩んでいるなという自覚がある場合、早急に立ち止まって考え直してみるべきです。
前回の記事でもお話しましたが、大衆が正しいことなどほとんどないのです。
「常識」を信じるのではなく、「自分に合っているもの」を信じるべきです。
そして、自分に合っているものをひたすら練習して、練習での気付きや改善点などを洗い出し、自分だけの常識を創り上げていくというのが、FX相場の最短にして最強の攻略ルートかなと私は考えています。
常識は受け入れるのではなく、作るものであるという考えは、けっして忘れないでください。
トレード本の99.9999%はちり紙よりも価値がない

私は、9年間のFXトレードの経験から確信していることがいくつかありますが、その確信の中で、最も衝撃だったことが、トレーダーは、トレードの本を読めば読むほどトレードが下手になるということです。
トレードがうまくなりたいから、トレードの本を読むという、誰もが通るであろう道は、実はその先にあるのは、高確率で「絶望」です。
ぶっちゃけ、トレードに関する本は、一冊も読まないで、基礎知識をグーグル先生に聞くぐらいが、トレードの上達スピードは一番早いかもしれません。
ですが、私は、トレーダーは本を読む必要がないと言っているのではなく、トレード以外の分野の本をもっとたくさん読むべきと、私は言いたいのです。
トレード本からは、最低限の基礎知識以上の知識は手に入らないと思ったほうが良いです。
基礎を越えたトレードの知識は、他の分野の本から得られることが圧倒的に多いです。
例えば、相場心理が学びたいなら、トレード本よりも脳科学や社会心理学、行動経済学の本のほうが圧倒的に学びになります。
相場に対する自分の認識や価値観を磨きたいなら、トレード本よりも哲学や文学の古典のほうが圧倒的に学びになります。
トレーダーではないですが、トレードの世界に近しいような業界で活躍した偉人の伝記や自伝なども非常に勉強になります。
こういった本は、トレードの上達だけではなく、人としての教養も身につきます。
多くの人が、FX相場に参加する理由は、「FXで稼ぐこと」そのものではなく、「FXで稼いで幸福な人生を送るため」なはずです。
あくまでもFXは、幸福な人生を送るための手段の一つでしかないのです。
FXトレードも上達して、さらに幸福な人生を送るための教養まで身につけてくれるような本を読むために時間を使ったほうが、最終的なトレーダーとしての成績、人生のクオリティの面から考えても、正しい決断だと私は考えています。
数十冊も本を買うお金があるなら、少額で相場に参加したほうがはるかに大きな学びがある。
そして、教養本と比べて、トレード本は価格がぶっ飛んでます。
哲学の古典なんて、Amazonの中古だとだいたい1円から出品されてます(笑)
それに比べて、パ○ロー○ングなどの本は、1冊5000円とか平気でします。
そんな本をゴリゴリ買うお金があるなら、そのお金で実際の相場に参加したほうが、圧倒的に学びになります。
1万円~10万円ほどの少額資金で、「実際の相場で自分の資金を投入する」感覚というものを学び、最低単位でコツコツとトレードして粛々と技術を磨いていくことは、1万冊本を読むよりも価値があります。
私が使っているXMという証券会社は、最低入金額が500円からFXを始めることができます。
こういった、少ない資金でトレードできる証券会社で、小さい額からコツコツと技術を磨いていくことが、どんな本を読むよりも自分の血肉となります。
デモトレードで100万円を1億円にするよりも、リアルトレードで10万円を20万円にする方がはるかに難しく、得られる経験の質も圧倒的に違います。
どんなに少額でもいいので、実際の相場に参加するということを重視してみてください。
特に、トレード本を買うお金があるなら、証券会社へ入金しましょう。
まとめ
- 「常識」よりも、「自分に合っている」ことを信じる。
- 自分に合っていることは、自分の頭で考えなければ見つからない。
- 常識は、受け入れるものではなく、創り上げるもの。
- トレード本から基礎知識以上の知識は得られない。
- トレード以外の分野の本を読むこと。
- パ○ロー○リ○グ本を買うお金があるなら、証券会社に入金して少額で相場に参加する。
以上の5つのことを踏まえると、最初に言った私の主張である、「自己中になろう」とは、どういことなのでしょうか。
それは、あらゆる全てのことを自分の頭で考えて吟味し、ないものは創り、あるものはそれ以上の価値を見い出すこと。自分の頭から出された結論は、他のモノの介入を一切認めないこと。そして、そんな自分自身を信頼し、常に磨き続けること。と言えるのではないでしょうか。
大衆の負け組トレーダーが歩んでいる既存のレールに盲目的に従う道は非常に簡単です。しかし、行き着く先は絶望しかありません。
ですが、自分の頭で考えて、世界にたった一つの自分だけの道を開拓して歩むのは、非常に過酷で難しい道ですが、行き着く先は、自分が求めていた、理想の世界のはずです。
あなたは、前者と後者、どちらの道を進みますか?